鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

「真理子抄」YouTUBE

昨日は、29年前に夭逝した娘、真理子の命日でした。
Mariko_m3

娘の思い出の為に作曲した「真理子抄」は、死の翌年1月27日に
福田輝久氏の尺八によって初演されました。
そのときの録音を、YouTUBEにアップしました。
https://www.youtube.com/watch?v=IhQ-ZcLgDAM
Mariko_4YouTUBE
この曲の楽譜は、マザーアース社から出版されています。
marikosyo












その後、フルート用に改作しましたが、それについては前の記事に書きました。

旧作「真理子抄」のデジタル出版

紙に印刷される楽譜を出版しようとすると、最低でも50冊は買い取るように出版社に要求される。それは出費としてはかなりいたい。デジタル出版ならそのようなことは無い。ただ、提供する側が楽な分、受け取る側はそれを自分で印刷するという面倒を引き受けることになる。そのことを思うと、単価をあまり高くするわけにもゆかない。ネット上でのデジタル出版は、可能性としては世界中の人に、見つけてもらう可能性がある。・・・せめて、そこに希望をかけたい。
1988年に演奏された尺八版はすでに、マザーアース社から出版されていますが、今回は2004年に初演された、フルート独奏版をSMPから出しました。。
mariko_Suite_m
こちら、フルート独奏版は2004年にシド音楽企画主催の「日本の音楽展〜作曲賞」において「優秀賞」を受賞。そのときの審査員評を紹介させていただきます。
(以下引用)
「審査は三善晃、松村禎三、と私広瀬量平が行った。今年の応募作品の中から鶴原勇夫君の「真理子抄〜フルートのための〜」と木下大輔君の「女ーソプラノとピアノのためのー」がPich upされた。
鶴原君の作品ははじめ地味な印象だった。特に創意や作為が目立つわけではなく記譜や書式も在来のものと特に変わらず、見る人によっては平凡に感じられたかもしれない。しかしよくみるとこの作品はフルートの作品としてとても良く出来ている。
 多くの作曲家は、作品においてピアノを手がかりとすることが多いが、ピアノはどの音、どの音域でもfやp、クレッシェンドやディミニュエンドなどが可能である。しかしフルートはfを書き込んでもその音は何の魅力もないし何も意味がないということもある。しかしその音をオクターブ上げるだけで光り輝く音となり、魅力溢れる表現を可能とする。同じように或る音から或る音へクレッシェンドと書かれていても少しもクレッシェンドしない。むしろディミニュエンドしてしまったりする。それが逆の場合は、何も書かなくてもクレッシェンドしてしまうから、それにクレッシェンドと書くと不必要な程のクレッシェンドになってしまう。こうゆうことはどの楽器にもある。たとえばピアノでは長い音を出すために鍵盤にタッチすると、音の出た瞬間から減衰がはじまり、音はどんどん小さくなる。これがオルガンとの違いである。
 こういう宿命を楽器はそれぞれ持っているのだが、それを不自由と感ずるか、それを活かして表現に役立てるかは人によって異なる。そう言う点で、「真理子抄」は大変すぐれている。楽器の使い方が上手などということではなく、そういうことをよくわかって作曲していると思った。」

旧作のデジタル出版

Marinba を含むアンサンブルは2曲作曲していますが、その一つをネットで出版に上げました。初演で一度演奏されただけの曲も、こうしてネットに置いておけば、いつか誰かが再演してくれるかも。http://www.sheetmusicplus.com/title/jeux-de-vent-for-fl-cl-fg-and-perc-with-marimba-digital-sheet-music/20324663?ac=1
JeuxDeVent_file

信州ドライブ

8月の8〜9日に、友人のM夫妻と家内と私の4人で信州にドライブに行ってきました。鶴ヶ島の我が家からは圏央道が便利になって、信州も近くなった感じです。
八王子からMしの運転で中央道を走り、昼過ぎには安曇野に到着しました。松本在住の友人お薦めの蕎麦屋「双葉」に直行、天ぷら蕎麦や刺身こんにゃくが美味でした。
0809_安曇野_双葉m
0809_安曇野_双葉2m
つづいて、自転車で大王わさび農園へ。定番のわさびソフトも食べましたが、あまりわさびっぽくなかったですね。そのあと、自転車を飛ばしてスイス村へ。しかし乗馬体験などは4時で終了していました。
でも、お馬さんが囲いの中を歩いていたので、近くまで行って鼻をなでたりして家内はご満悦でした。
そのご、「早春賦」の歌碑に行きました。数少ない音楽にちなんだ名所です。
0809_安曇野_早春部歌碑m

その後、河原を少し歩いたり・・・川の近くの「安曇野コンサートホール」という施設が有ったので立ち寄ってみました。ホールの中を見学させていただくことも出来ました。
AzuminoHall
100席ほどの小さなホールでしたが、音響設計は本格的。ピアノも名器ベーゼンドルファーが設置されていて、なかなか好感の持てるホールでした。
AzuminoHall2
麦わら帽子をかぶったまま、指弾させてもらっている家内。めちゃくちゃ気に入って、
「このホールでコンサートを開けたら良いね」と本気で考え始めていました。

「第二日」は、まず、光城山という展望スポットに行き、北アルプスの峰々を眺めましたが、
多少曇っていたのが残念。夏山の眺めは早朝に見ないとダメなようです。
アルプスm
そのご、車を飛ばして白馬方面へ、雲間から白馬雪渓を見ることが出来ました。
白馬雪渓
家内とM婦人は、ガラス細工体験をしました。
そこで紹介していただいた、音楽ペンション「ピアノストの隠れ家」というところにも立ち寄ってみました。中を見学させていただくことも出来ました。
隠れ家

八方尾根とかの山方面にロープウエーでいってみようと思っていたのですが、曇って来ていてあまり眺めが良さそうでもないので、やめました。
河原にでて、雪解け水に足をつけてみました。かなり冷たかったです。
白馬の河原
都会での仕事をリタイヤして、信州で第二の人生を始めているひとが多いのかな?
もう少し若かったらそれも考えてみたかった気もする。

たんぽぽ

拙作「平井多美子の詩による二つの歌曲」は日本作曲家協議会から出版されたが、初版のみの印刷で、廃刊となっている。
tanpopo_m
せっかく作った歌なので、もう一度どこかから出版したいと考えている。
詩の著作権の扱いをクリアするのが、少々面倒な手続きではある。

2曲目の「たんぽぽ」を以下のサイトで聴くことが出来る。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~turuharamusic/snd/tanpopo.html

雑感

コルンゴルトの最も有名な作品「バイオリン協奏曲」これの日本初演が、時津氏だと言う説と藤原氏だと言う説とが、ネット上にあることを発見したのは今年になってから。

私なりに調査して、「日本初演は時津氏」らしいとの結論に達し、このブログに書き、同時に時津氏にもそのことを伝えた。しかし直後に時津氏は、私(鶴原)を信用していない旨を彼のサイトで公表した。
それを知って、私もその記事は引っ込めることにした。

 何かが「有った」ことを証明するのは簡単だ。その有ったことに関する証拠を示せば事足りる。しかし、何かが「無かった」ことを証明することは難しい。あらゆる可能性を総てチェックしてつぶしてゆかねばならないからだ。T氏の前に、日本でこの曲を演奏した人が「いなかった」ことを証明することは私には不可能だ。
であるならば今回のことで、T氏が日本初演者だということが証明出来たわけでも何でも無いのだと確認して、この件については、これ以上考えないようにしよう。

Gabriel Fauré の和声法に関する一考察

長い間考えていたことをちょっとまとめてみました。

Gabriel Fauré の和声法に関する一考察」(クリックして下さい)
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