鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

ブーレーズのピアノソナタ!

aimard_150.jpg音符フランスのピアニスト、ピエール・ローラン・エマールという人のリサイタルが新宿のオペラシティーで12月6日に開かれる。16歳でメシアンコンクールに優勝したというすごい人キラキラ、プログラムに「ブーレーズのソナタ第一番」がある。何とか聴きに行きたいものだ。この日は他にシューマンの「交響練習曲」やラヴェルの「夜のガスパール」など、難曲がいっぱい。
同じ人が、11日には三鷹市芸術文化センターにも出演する。そちらはドビッシーの前奏曲集1巻や、シューマンの「謝肉祭」それにブーレースの第一ソナタというプログラムだ。こちらも魅力的。

オペラシティーリサイタルの詳細は、こちら。

大倉山記念館「室内楽の夕べ」

鈴木朝子さんのブログで紹介されていた、フルート、オーボエ、ハープによる室内楽の夕べに行ってきました。場所は横浜市の大倉山記念館ホールで、80名ほどの席のあるサロンでした。大倉山駅から五分くらいで着くだろうと思っていたら、駅からホールまで全て上り坂だったので、くたくた。会場入り口から客席までにも上り階段が・・・ふう。
狭い空間でしたがそれなりに音響はよく、演奏者をすぐ目の前にして、演奏者の曲目解説等も交えながらアットホームな雰囲気で音楽を楽しむことが出来ました。鶴ちゃんはいま、FLとObを使った作曲の構想を練っているところだったので、とても参考になりました。イングリッシュホルンもなかなか良かった。使ってみたいな。

「物理法則はいかにして発見されたか」

Fineman.jpgファインマン著の本「物理法則はいかにして発見されたか」を読み終えた。宇宙関係の本は、ペンローズの「皇帝の新しい心」を読んでいる途中なのだが、とても難しく、読みながら居眠りすることもしばしば。並行して読んでいたこちらの本が先に読み終わった。こちらも決して易しくはないが、物理学ではまだ解っていないことがたくさんあるということがわかった。また、物理法則というものは数学的計算の結果発見されるものではなく、発見にはひらめきが必要だということも・・・。

我が家も電飾を・・・

light12.jpg木そろそろそんな季節になってきましたね。我が家も今年初めて電飾をしてみました。玄関前に植えてある木が白樺なので、枝ぶりがクリスマスツリーのようにはいかないのですが、「きらびやかでなくていいの」との妻の考えで、ご覧の様にささやかなものになりました。点滅についても、めまぐるしく点いたり消えたりするのはうるさくていやなので点きっぱなしにして、門燈のほうを消しています。無味乾燥な門燈よりは心が和みます。

K-Brosのデビューアルバム

K-Bros2m.jpg
音符ニュー若手ボーカルグループ「K-Bros」のデビューアルバムを聴いた。うちの長男の同級生で家族ぐるみのお付き合いをしていたお宅のご子息がこんなに立派になって、鶴ちゃんとしても全面的に応援したい特別なグループだ。すべて兄弟のオリジナルの曲で歌もなかなかうまい!。皆さんぜひ聴いてやってください。(ここの画像もクリックで拡大します。)
詳しくはこちらのページで。

バイオリン・レクチャーコンサート

Violin_m.jpg音符昨日、東京文化会館小ホールで行われた「バイオリン・レクチャーコンサート」を聴いた。フランスのバイオリン界の第1人者、ジャン・ジャック・カントロフ氏が、音楽の歴史とバイオリン音楽の歴史を語りながら、近代フランスの主要なバイオリンソナタを抜粋で弾いてくれた。私の大好きなフォーレのソナタに始まり、サンサーンス、フランク、ドビッシー(これは全楽章)、ラベルなどを弾き、最後は鶴ちゃんの大好きなプーランクのソナタで終わったハート。すべてフランス語でのお話だったが、通訳の反応も良く、ジョークも交えた愉しい有意義なお話と音楽で2時間があっという間に過ぎてしまった。行って良かった、とても愉しかったです
来年一月にはハープのレクチャーコンサートもあるらしい、行ってみたいな。まだ売り切れていないようだし。

「トルヴェールの惑星」

planet_m.jpg音符「トルヴェールの惑星」というのをBS2でやっているのを観た。ホルスト作曲の「惑星」をサクソフォーン四重奏+ピアノのために編曲したものである。トルヴェール四重奏団は世界的レヴェルのサクソフォーン奏者須川展也氏を中心とした四重奏で、もう活躍も長く、CDもたくさん出ている。この「トルヴェールの惑星」もCDになっているのでジャケットを載せておいた。(敬意を表して)
この編曲を担当しているのが長生淳という人で、管楽器を中心にさまざまな編曲や作曲で活躍している人らしい。サクソフォーンは比較的新しい楽器なのでまだ楽曲も多くなく、他の楽器のために書かれた曲を編曲して演奏することも多いようだ。この人も相当なアレンジ力を持っている人だということは聴いていて良くわかった。
しかしながら、鶴ちゃんはこの「惑星」を聴いていてあまり気分が良くなかった。なぜか?
このアレンジには、ホルストの作ったメロディー以外にも他の作曲家の作った名曲のフレーズがしばしば顔を出す。ウイットに富んだアレンジと評価すべきなのだろうか???
鶴ちゃんは、納得できない思いで聴いていた。「何でここにドビッシーが出てくるの?何でここにこれが出てくるの?」という疑問の連続だった。「パロディーなのか、それともこれは剽窃の研究なのか?」いまだに鶴ちゃんの疑念は晴れない。はっきり言って「不快感に包まれている」のだ。
落ち込み
こんなことをしている暇があったら、もっと真剣に作曲家はこの楽器のための「オリジナル曲」を書くことに努力を傾けるべきではないか?。本当のオリジナル曲をもっとどんどん作るべきなのでは?鶴ちゃんにはそう思えてならなかった。
「だったらお前がやれば?」という声がどこかで上がりそうである。いいとも!、鶴ちゃんは作りましょう、サックス四重奏の為のオリジナル曲を。(いつになるやら)
プロフィール

バンダナの鶴ちゃん

記事検索
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
タグクラウド
  • ライブドアブログ