鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

2006年04月

「確実性の終焉」読了

Pligojin_m.jpgイリア・プリゴジン著の「確実性の終焉」という本を読み終えた本。今までいろいろと宇宙の本を読んできたが。一番納得できる、自分の考えに近いことが書かれている本だと思った。もちろん難しくてよくわからない部分も多かったけれど、この宇宙がおよそ150億年前のビッグバンで誕生したとしても、その前にもその母体となる「メタ宇宙」があった、と説いている。世の中の物理学者たちの大方の常識は、「ビッグバン以前については論ずることは出来ない、ビッグバン以後この宇宙(時空)があるので、ビッグバン以前に時間も何もなかった。」というものらしい。そんなの変だよなーー、と鶴ちゃんは思っていたので、プリゴジンさんに一票!笑顔
詳しいことはとても紹介できないけれど。目次だけは紹介しておこう。
<目次>
導入 新しい合理性?
1 エピクロスのジレンマ
2 幻にすぎない?
3 確率から不可逆性へ
4 カオスの法則
5 ニュートンの法則を超えて
6 量子論の統一的定式化
7 自然との対話
8 時間は存在に先行するか?
9 隘路

我が家のデスクトップクソコン

鶴ちゃんは自宅と職場にそれぞれ、マックとウインンドウズのデスクトップパソコンを1台ずつもっている。職場では主としてウインドウズマシンを使い。自宅では主としてマックを使っている。今年に入って、自宅のウインドウズマシンにノートン・インターネット・セキュリティーをインストールした。これがなかなかくせ者。電源を入れてから使い始めるまでに前よりも長く待たされるようになった。ノートンさんがマシンの状態をチェックして「OK」を出すまで、作業を始められないのだ。

・・・といって、待つ間マックでメールを書いていたりしていたが、まだ「OK」が出ない。もう30分も経っているぞ。・・・強制再起動だなこりゃ。プンプン

ブーレース室内楽作品コンサート

ブーレーズの室内楽作品コンサートに行って来ました。前半は短めの曲が多かったようだけれど、印象に残った曲はプログラム最後の「Sur Incies アンシーズに基づいて」という日本初演の作品。三台のハープ、三台のピアノと三人の打楽器(と指揮者)による曲でしたが、楽章の切れ目なく演奏される濃密な四十分もかかるこの曲は、もう・・・犯罪です。・・・肩凝ったーーー。またマッサージが必要です。

(偶然でしたが休憩後からは隣に川島素晴先生が座っていて、隣り合って聴きました。余談ですがハープの向きが微妙で・・・音量も少ないため、鶴ちゃんの耳には第一ハープがはっきり聴こえていましたが、隣の川島先生には違って聴こえたかもしれない、この50センチの席の差が微妙でしたよ、きっと・・・)

ブーレーズのオケ作品コンサート

音符・・・に、行ってきました。気持ちよかったーーー。脳の中の今まであまり使っていなかった部分にポンポンと刺激を受けて、まるでマッサージしてもらったみたい。
前に聴いたピアノソナタ第一番の時にも思ったのだけれど、「この人って、わりと同じイディオムを引っ張るのかなー?」って。ま、どれを聴いてもあまり違いが無いように思われがちな現代音楽に、一つ一つ個性ある表現を込めようとすれば、ある程度(曲ごとの)統一感のある響きも理解出来るので・・・まいっか。それにしても、現代音楽は「どれを聴いてもあまり違いが無い」とは必ずしも言えないのだということをひしひしと感じた。優れた人の書く音は、不協和音の連続のように見えてもやはり他の人とは違う。会場で出会ったピアノを学習している学生も「聴いててつらくなるものも多いのに、今日のは心地良く聴けたね」と、意気投合していました。明日の室内楽にも期待!。

マックが死んだ

研究室のマックが立ち上がらなくなった。デュアルブートで、OS9とOSXの両方を使えるようにしていたのだが,両方とも立ち上がらなくなってしまった。HDの不調と思われる・・・
データ回復の見込みもないかもしれない。


一応G4なんだけれど古いマックなのでそろそろお払い箱にしても良いような代物。しかしながら、OS9が使える唯一のマシンなので、もう暫く使い続けてみることにした。(新しいHDを購入)
これで、新しいマック(IntelMac)を購入する日が近づいたような気もする。

ブーレーズ作品のコンサート

Bourez1_m.jpg音符ピエール・ブーレーズの作品を演奏するコンサートが来週開催される。21日(金)は夜7時開演のオーケストラ作品の夕べ、22日(土)は15:30開演の室内楽作品のマチネ。場所はいずれも芸大奏楽堂だ。22日の演奏会の前には13:30より笠羽映子氏によるレクチャーもある。現代音楽ファンにはたまらない企画だ。

21日のチラシはこちら
22日のチラシはこちら

サキソフォーンのコンサート

HansDeJong_m.jpg音符ベルギーのサクソフォーン奏者でもあり作曲家でもあるハンス・ド・ヨング氏がまもなく来日します。リンク集の鍋島佳織里さんのHPでも紹介されていますが、東京公演は4月25日(火)に新大久保のSpaceDoというところであります。サックス関係の人も作曲関系の人も、勉強になると思うので、ぜひ聴きに行きましょう!

チラシの表面はこちら
チラシの裏面はこちら

新大久保のSpaceDoについてはこちら

ペンローズ著「心の影(2)」読了

RPenrose_m.jpg本ロジャー・ペンローズ著の「心の影(2)」を読み終えた。第1巻のほうは数学的な考察が中心で、数式を理解することがなかなかできなくて鶴ちゃんには読みづらいものだったが、第2巻のほうは物語や概念図など、数式ではない表現が多かったので興味深く読むことができた。彼の結論は「まだまだ物理学で人間の心を解明するには程遠い状態」ということだが、人間の脳細胞の中では「微小管」というものの中に「心」の働く場(可能性の中から何かを取捨選択する場)があるのではないかとの仮説を立てている。ニューロンを脳の働きの基礎単位として考えると、人間の脳は1秒間に「10の14乗」回の基礎演算ができるが、ニューロンよりもさらに小さな微小管を脳の働きの基礎単位と考えたときには人間の脳は1秒間に「10の27乗」回の基礎演算ができることになるそうだ。これは、想像できる未来のうちにコンピューターがこの能力まで発達する見込みはまったく無い(!)ほどの計算能力らしい。人間の脳はすごい!。

本田聖嗣トークコンサート

TalkConcert_m.jpg譜面本田聖嗣くんのトークコンサートというのが4月15日(土)午後開かれます。テノールの大澤一彰さんがゲスト出演されます。曲目はイタリアのものが中心のようです。本田君のピアノソロもあります。一緒に行く人鶴ちゃんあてメールくださいメール。コンサートについて詳しいことはチラシをクリックして拡大して見てください。
会場についてはこちらを参照
http://homepage2.nifty.com/zoshigayaongakudo/

NHKのTVドラマ「ハルとナツ」

NHKのTVドラマ「ハルとナツ」(全五回)を観た。昨年秋に放送されたものらしいがその時は全然知らなかった。今回は再放送とのことだが、鶴ちゃんも春休みで観る余裕があったのだ。内容は70年前にブラジルへ渡った姉と訳有って日本に残された妹との70年ぶりの再開という設定で、ブラジルと日本での70年のそれぞれの生活が回顧されてゆく。なかなかの大型ドラマだった。鶴ちゃんの住んでいる地域にも今、ブラジルから出稼ぎに来ている日系二世三世の人達かかなりいるので、身近な話と感じながら最後まで楽しく観ることが出来た。おおむね良いドラマだとの感想を抱いた。掲示板を観ると「泣きながら観た」との感想も多い。うん。
このドラマの前にも「繋がれた明日」という全4回のドラマを見たばかり・・・そのドラマでは「刑務所を出て来た刑期を終えた犯罪者に理解を」というメッセージが読み取れた。だいたいNHKの作るものは作為が見え見えのものが多く、(昔見たドラマでハナ肇が「そこをどくんだ!」と叫ぶシーンでは、暗に政権交代を訴えていることがよく判った・・・のを思い出した)この「ハルとナツ」では、「日本ではあまり知られていないブラジル移民の苦労や、間接的にブラジルから日本へ出稼ぎに来ている人たちにもっと理解を」とのメッセージでもあるのかなと思ったが、橋田壽賀子氏の脚本はそんな意図的なものを感じさせることも少なく、自然にドラマの世界に引き込まれてゆく感じだった。さすが。70年という時間の流れも「大型」なロマンを感じさせるし、北海道やブラジルの大地の広大さもドラマに「大型」なイメージを与えている。恋愛と戦争が絡むあたりはあの名作「風と共に去りぬ」を連想させるし、最後のシ-ンで、故郷に帰って跡形も無くなっている懐かしい家々(の廃墟)に死んでしまった懐かしい人々の姿がよみがえるあたりは、あの「タイタニック」の廃船の中がかつてのパーティーシーンに変り死んだ人々の姿がよみがえる・・・あれに全くソックリだった。ま、いいか。渡辺俊幸氏の音楽もなかなか良かった。(「繋がれた明日」での丸山和範氏の音楽も良かったよ)
DVDも発売されているようで、観ていない人には一応お奨め。
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