鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

2006年05月

珍しい、フォーレのバイオリン協奏曲

FaureVcon_m.jpg珍しい、フォーレのバイオリン協奏曲のCDを入手した。なぜ珍しいかというと。あまり演奏されることのない曲だからである。なぜあまり演奏されないかというと、未完成なのだ。しかし正真正銘のフォーレの作曲になるもので、1楽章だけ完成していて2楽章と3楽章はスケッチが少しあるだけらしい。第1楽章のメロディーの一部を晩年の弦楽四重奏曲で使っているので少し聞覚えのある感じだ。しかし、晩年の幽玄な響きとは違う。ピアノ四重奏曲第1番が書かれた時期に書かれているので、まだ若々しいみずみずしさが曲の特徴といえる。管弦楽はあの「レクイエム」を思わせる響きが一瞬あるものの概して特徴がない。バイオリン独奏のフレーズは、あの人気の高いバイオリンソナタ第1番の頃に書かれた曲ではあるが、もっと技巧を凝らそうとして・・・サンサーンスの曲のような感じになってしまい、それほどフォーレらしさが感じられない。そんなところから彼は全曲完成させる意欲を失っていってしまったのかもしれない。美しくて聴いていて心地よさはあるのだが、フォーレらしさや「印象に残るような要素」がさほどは感じられない。第1楽章だけの録音だが16分以上かかっている。うーーん、もしかしたらこの長さが、続きを仕上げることを断念させる原因になったのかもしれない。彼の曲で1曲や1楽章で16分かかる曲なんてほかにあるのだろうか?(鶴ちゃんは知らない)

シュレディンガーの「生命とは何か」読了

Shoredinger_m.jpgシュレディンガー(1887-1961)著の「生命とは何か」を読んだ。彼は量子力学の分野での功績も素晴らしいが、生命科学の分野でも素晴らしい功績を残していて、この本は後者にあたるようだ。1944年の著書らしいが、この本のあとにも1958年に「精神と物質」という本を書いているそうなので、そちらもぜひ読んでみたいものだ。

面白いことに、ペンローズの本を読んだ時とよく似た論調が、この本のエピローグでも書かれていたのが印象に残った。鶴ちゃん流に要約するならば・・・・
「最後は主観的な話になるが」と断ったあと「人間は自然の法則の中で生きていて、自然の法則に反して生きることは出来ないが、それでも、自分で選択し決定して行動することが出来る自分自身の主人だ。このようなことを言うと、『人間が神に等しい存在であるかのようなものの言い方は良くない』との批判を受けるかもしれない。しかし。キリストよりもっと前に当たる古代インドの哲学では『梵我一如』といって、人が神に等しい存在になることが究極の真理だとの考え方があった。」と、東洋の哲学を紹介している。ペンローズ氏が仏教を引用していたのに良く似ている。どうも西欧の科学者たちはキリスト教を代表とする宗教哲学とは対立するものを感ずることが多いようだ。それに比べて東洋の哲学とは、対立よりも共通する視点や親和性を感じている様に見受けられる。もともと仏教をベースとした社会風土の中で育った鶴ちゃんにとって、そのこと自体が彼らに(いや物理学に?)親近感を感ずる要素でもあるのかも。

「梵我一如=宇宙即我」という心境で、自由自在に生きてゆきたいものだ・・・とは思うものの、「言うは易く・・・なんとやら」ですけど。

フェルドマン聴いてきました

morton_feldman_m.jpg作曲家川島素晴氏の企画するコンサートで、モートン・フェルドマンの「Three Voices」という曲を聴いてきました。譜面

http://www.komp.jp/06_05_26.html

録音された音とソプラノソロによる三声の曲でしたが、三声の曲なら3人で歌ってはだめなのか??と、考えることも出来ます。しかし別の人の声による三声ではなく、同一人物の声による三声を求めるために、2声は録音されている音を再生するという方式をとっているのでした。録音技術を使ったといっても、即興生のあるライブパフォーマンスというのとはちょっと違います。あくまでも楽譜に書かれた通りに歌う作品だったようです。
ビブラートを控えた声を重ね、とても透明感のある声の響きでした。無伴奏なので最大で三声しか無く、とても禁欲的な響きという感じもしました。しかし何よりも、75分という演奏時間がすごい、歌手も録音された自分の声に合わせながら、休むこと無く歌い続けて1時間強!・・・本当にご苦労様。拍手拍手拍手!

終了後、ソプラノ歌手の太田真紀さんともあいさつし、鶴ちゃんの作曲した曲も歌っていただくことになりました。乞うご期待!。

紫の薔薇も咲きました、

紫の薔薇も咲きました。香りが独特で好きなんです。
img20060521.jpgimg20060521_1.jpg

あと、ピンクや、黄色や赤も一斉に咲き始めました。
携帯で撮ったカメラでピントが甘く、風にも揺れてぼけています。
雰囲気だけでも・・・・
img20060521_2.jpgimg20060521_3.jpg

演奏会無事終了

1月に作曲した,マリンバを含む四重奏の曲が昨晩の「アルシス演奏会』で初演されました。
ご来場下さった皆様,お花などを贈って下さった皆様本当に有難うございました。「自転車の打楽器奏者」の立松さんも来て下さりご挨拶することが出来ました。

演奏者も聴衆も楽しむことが出来る曲を・・・という鶴ちゃんの狙いはほぼ達成された感じで,成功といって良いと思います。始めマリンバの小川さんがミスをしたのですが、楽譜を直しながら左手で即興で場を繋いだのはさすが・・・あそこは、カデンツに当たる部分なので奏者の即興が入っても、大勢に影響なく何ら問題はありません。・・・という訳でなかなかの好演でした。

この次も皆さんに喜んでいただける曲を書いてゆきたいものと思っています。

臨時休講!

寝込んでます。

出た!ブラックマック

blackmac.jpg
ついにでましたね!というか久しぶりの黒いマック。ibookの後継機種のひとつ。(ホワイトもあります)
詳しくは、・・・
http://store.apple.com/0120-APPLE-1/WebObjects/japanstore/]

上位機種のMacBookProと比較してどう違うのでしょう?
機能比較ページはこちら
http://store.apple.com/Catalog/Japan/Images/comparison_chart.html

「ペンローズの量子脳理論」読了

ryousino.jpg本「心の影」以降の内容による「ペンローズの量子脳理論」を読み終えた。人間の意識は物理的にどのようなところでどのように働いているかを、最新の量子論との関係で解き明かそうとする意欲作で、もちろん仮説の域を出なくて結論も出ていないのだが、興味深く読むことが出来た。はっきりいえば「難しすぎてよく解らなかった」と言う方が正しいのだろうけれども・・・
印象に残ったのは、突然「仏教においては,意識がひとつひとつ独立した,離散的なイベントのつながりであるという考え方がある」と、仏教の考えが紹介されていたところだ。「ある教典の中では、24時間の中には6480000個の『瞬間』が有ると述べている。」と,私も聞いたことがないような話が引用されていた。「これによると,仏教の『瞬間』は0.13秒になり」・・・「私たちが提案した『Orch OR』と矛盾しない」と、なんだかうれしそうに紹介していた。鶴ちゃんが思うに・・・彼はこれまでにも「人間の意識の問題は心理学や哲学の領域の問題であり、物理学者が口を出すものではない」とか「物理学と宗教哲学はお互いに相容れない領域の話なので混同すべきでない」などという攻撃にさらされてきたのであろう。物理学で解明できていないものについては「それこそ神の仕業である」などという説明がなされ,科学と宗教が対立するという構図が有った。それに対しペンローズ氏自身は「人間の意識の問題は哲学の問題でもあるが物理学でも解明すべきものである」「物理学と哲学とは本当は対立すべきでものはなく、認識を共有し合えるもののはずだ」という考えをもっている。そういう立場だからこそ、(西欧では科学に対立するものであるかの)宗教・哲学の領域である「仏教」の中に,自分の研究内容と共通する認識を見いだし,うれしくなったのではないだろうか?。著述の中にそれを紹介したのは、「物理学と哲学とは本当は対立すべきでものはなく、認識を共有し合えるもののはずだ」という彼自身の主張を込める意味も有ったのではなかろうか?。
それにしても、「24時間の中には6480000個の『瞬間』が有る」という仏教の考え方からして,何ともはや難解なしろものではあるが・・・・

咲いた!我が家の薔薇第1号

Rose001_m.jpgチューリップやっと我が家の薔薇も咲きました。この春は暑かったり寒かったり急激に変化するおかしな気候なので、いつ咲こうか迷っていたのではないかと思います。
ピンクの薔薇が第1号で咲きました。甘酸っぱい香りがします。黄色の薔薇と紅薔薇はつぼみが膨らんで、あと一歩です。黄色の薔薇も甘い香りがします。しかし紅薔薇は色鮮やかなくせに香りはほとんどありません。もうひとつ、紫の薔薇が個性的で、つんとすっぱい香りがして色も香りも独特です。このつぼみも膨らんでいてもうすぐです。

神代植物公園の薔薇もいよいよこれから6月にかけてが満開でしょうね。

Tigerがクラッシュ

tiger.jpgお試し的にインストールしただけで、まだ本格的には使い始めていなかった、別ボリュームのTiger(Mac OS10.4)なんだけれど、今日気がついたらそのボリュームが認識されていない。
アップルのディスクユーティリティーソフトでも修復できなかったので、初期化して再インストールした。こんなことがたびたび起こるとしたら使えない・・・・安いHDが「はずれ」だったのかなあ???・・・・どうしましょ?
livedoor プロフィール
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ