鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

2007年07月

高校野球狂騒曲

今年もまたやってきましたね、あの季節が・・・・

ということで、5月に書いた日記からもう一度引用しておく。
本-------------------------------------------------------
そもそも高校に於ける特待生制度は公立高校ではほとんど例が無く、私立高校に多くの例が見られるということである。「野球だけが特待生を禁止されるのはおかしい」というが、実は野球ばかりが特別に人気が高く、特別扱いされているのが,禁止される原因になっている本当の理由なのだろうと思うのである。
甲子園で良い成績を上げた高校は全国に名を知られる有名校になれる。高校が我が校の名を上げるために,球児たちに多額のお金を投資しても十分それに見合うメリットを高校側は得ることが出来る。私立高校は教育とは言ってもビジネスなのである。ビジネスの論理で動くのは当然であろう。
「野球だけ特別なのはおかしい」というのは特待生制度の禁止がおかしいというよりも、ビジネス的投資が盛んに行われている点こそがおかしく,教育的に見て問題なのである。そのひずみを生み出した張本人・・・とは言わないまでも,そのひずみを陰でしっかり支えてきたのは、高校野球の全国放送を行ってきたNHKテレビだ。
「視聴者の希望が多く、視聴率も高いので番組編成が間違っているとは思わない」とNHK関係者は言うであろうが、視聴率を上げたいために人気の高校野球を全試合放送するなどは、厳密に言えばこれもNHKとしてのビジネスの論理に則ったものでしかない。教育的に見て必ずしも公平とは言えない偏重な番組編成により社会的ひずみを助長してきたと反省し、高校野球放送そのものを見直す日は近いのではないだろうか?

最近、特待生問題をNHKがニュースで報道しているのを見ると、「他人事じゃないだろう,お前たちこそ陰の張本人だ」と叫びたくなる鶴ちゃんである。
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以上が引用。

テレビ最近のHNKの報道を見ている限り、どうやらNHKはまったく何の反省もしていないようである。
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鶴ちゃんからの提案(その1)報道の適正化
「高校生の様子を報道する」という点に関して、高校野球実況放送は「報道」の範囲をはるかに逸脱した放送時間を持っている。これを是正するためにまず高校野球報道を「原則、教育テレビに限る」とし、予選の報道は地方放送局の時間帯枠内に限るとする。決勝大会の模様だけは、総合テレビでも報道を認める。・・・適正な報道とはこの程度なものだろうと考える。

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電球鶴ちゃんからの提案(その2)職業教育の適正化
高校野球は実質的に「プロ野球選手養成」のための予備組織になっている(強い高校に限るが・・・)アメリカでは若者のこのようなスポーツ活動は「クラブ」という社会組織があるらしい。学校以外での活動というわけだ。鶴ちゃんの息子も小学生のころ「なんとかズ」という子供のためのバスケットボールチームに入っていた。これは学校以外の活動団体だった。このような形を大切にすべきだろうと思う。中学生や高校生が「部活」として学内に居残ってやっている活動を、学外の「地域社会の組織」にゆだね、そこを活性化したほうが、さまざまな問題を生んでいる「教育問題」の解決につながるような気がする。スポーツだけでなく、音楽などの芸術についても同様に、学校以外での社会活動の中に「将来の職業訓練につながる場」を育てていってほしい。スポーツや芸術以外のあらゆる職業に関しても同様に、「育ち盛りの少年少女が学校以外の場で社会と・経験豊かな大人と、接触を持ち続ける環境」が必要だと思う。今の日本の現状を見るとこんなことはすぐに実現することは到底不可能かもしれないが、そういった方向に改善されていってほしいと思っている。

オペラ座の怪人(8)(9)

「オペラ座の怪人」のビデオを2本見た。
今まで見てきたものを数えると8本目と9本目に相当する。
phantom08_.jpg
1925年に作られた映画。
監督:ルパート・ジュリアン
出演:ロン・チェイニー

この原作に対する初の映画化で、まだ音声なしのサイレント映画だ。
演技だけで伝わらないところは文字でせりふを表示する。文字が無くとも演技だけでストーリーがわかる部分もある。
当時はそういう意味での表現の工夫が必要だったのだろう。
オペラの演目はグノーの「ファウスト」だ。しかし歌手の歌うアリアも聞こえないサイレント映画なので、これを知っている人にしか解らない。
無声映画なので、はじめは鑑賞するほうも大変だが、観ているとそれなりにストーリーに引き込まれてゆく。慣れとは不思議なものだ。
最後は悲しいシーンのはずなのに、無声の早い動きだけを見ているとなんだかコミカルに見えて笑ってしまう。

phantom09_.jpg9本目が最後の1本となった。

2004年に映画化された最新のもの
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:ジェラルド・バトラー

これは、あの有名なミュージカルをそのまま映画化したもので、作曲者のアンドリュー・ロイド・ウェーバーが監修している。ミュージカルの「オペラ座の怪人」を見る前に予習としてみるには、このバージョンが最適だ。
面白いことに、一番新しい映画であるこの映画が一番古い映画である1925年のものによく似ている。
オペラ座の地下世界の怪人のアジトに行くのにまず馬を使いそしてボートに乗ってたどり着く、というのも共通している。オペラ座の屋上で、愛する二人の姿を怪人が影から見てしまうシーンも共通している。
違っている点ももちろんいくつかあるが省く。

興味深いのは、最後クライマックスのオペラシーンで怪人が主人公とデュエットすると言う設定・・・これは鶴ちゃんが始めてみたテレビ用バージョンと共通する。ヒロインが最後、醜い怪人に接吻するところも、そのテレビ放送用バージョンと同じだ。
作成時期を確認してみたところ、ミュージカル上演が1986年、テレビ版放映は1991年。ということは上記の類似点についてはテレビ版がミュージカルを参考にしたとも受け取れる。

テレビ版のヒューマンな後味も捨てがたいが、9本の中から1本だけ選ぶとしたら、このバージョンがやはり1押しということになるだろう。見事な作品だ。

鶴ちゃんがまだ見ていない物がひとつ残っている。それは、原作(小説)だ。

海外ビデオ(2)コルンゴルト作品

またまた、コルンゴルトですよ!ハート
ムービーコルンゴルトが音楽を担当したビデオ。日本語に対応していないけれど、さらに2本注文した。
anthonyadverse_m.jpg"Anthony Adverse"「風雲児アドヴァース」(1936) 音楽部門がアカデミー賞を獲得した作品。
それと・・・
deception_m.jpg"Deception"「愛憎の曲」(1946) この映画の挿入曲として作曲されたのが「チェロ協奏曲」Op.37 で、10分程度の短い曲だがなかなか味の有る曲だ。

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譜面ここで、この夏に予定されているコルンゴルト作品のとりあげられる演奏会を紹介しておこう。

音符
◆アンサンブル・オレイユ第13回定期演奏会
  北爪道夫(指揮)/アンサンブル・オレイユ
2007.08.11 [土] 18:00 開場(17:30 開場)
場所:白寿ホール
曲目
コルンゴルド:シュトラウシアーナ(作品番号は無いが晩年の作品)  ほか

音符
◆フィルハーモニア・エテルナ第13回定期演奏会

  日時:2007/8/19(日)マチネ公演 (13:30開演かも・・・)
  指揮:十束尚宏
  場所:ミューザ川崎シンフォニーホール
   (JR川崎駅下車徒歩約3分、京急川崎駅下車徒歩8分)
  曲目:
  コルンゴルト 「劇的序曲」Op.4  ほか

音符
☆オーケストラ・ディマンシュ第26回演奏会
 2007年9月16日(日)13:30開場、14:00開演
 北とぴあ さくらホール(JR王子駅)
 指揮:金山隆夫
 曲目
 コルンゴルト:シンフォニエッタ Op.5(日本初演) ほか


コルンゴルト・シンポジウムの案内ページはこちら


「コルンゴルト論」序説(3)

korngold_serenade_cd.jpg音符コルンゴルトは、どのような曲を書いたのでしょうか?

同時代の人から「進歩していない」と批判され、スポイルされてしまった・・・
その作品は古くてつまらないものだったのでしょうか???


まずは論より証拠・・・ネットで試聴することをお勧めしたい。(パソコンの方)

私のお勧めしたい曲としては、
とりあえず一番有名になってきた曲で
「バイオリン協奏曲」Op.35
初演したハイフェッツの演奏がやはりお勧めか。
試聴はこちら

小品として親しまれそうなのは、組曲「空騒ぎ」Op.11
オーケストラ版もあるが、バイオリン用編曲がお進め。
試聴はこちら

室内楽曲としては、
たとえば若いころの才能が存分に発揮された曲で、「弦楽六重奏曲」Op.10
試聴はこちら

ピアノを使った室内楽は三重奏曲もあるけれど
「ピアノ五重奏曲」Op.15 と
「左手ピアノと弦楽のための組曲」Op.23
をお勧めしたい。
試聴はこちら

鶴ちゃんが一番好きな曲に挙げたいのは
弦楽のための「交響的セレナード」Op.23
これは、モーツァルトの「アイネクライネナハトムジーク」に匹敵する、「永く愛される曲」になるべきと思っている。

試聴はこちら

管弦楽曲では、「劇的序曲」「シンフォニエッタ」「主題と変奏」などはもっともっと演奏されてほしい曲だし、
オペラでは代表作「死の都」ほか「ヴィオランタ」「ヘリアーネの奇跡」「カトリーン」など、どれもが名作だ。歌曲もよい曲がいくつもあるが・・・鶴ちゃんとしては専門外という感じでひとまずパス。

忘れてならないのは映画音楽で、「ロビンフッドの冒険」はアカデミー賞を取っている素晴らしい音楽だ。スーパーなどで500円DVDで売られているのが、なんとももったいない!。(皆さん買いましょう!)
ほかに「SeaHawk]「海賊ブラッド」「王子と乞食」が日本語版VTRで出ていたが、中古を探す価値はある。
日本語版で出ていないものでは、「KingsRow」と「EscapeMeNever」を特にお勧めしたい。これらも中古で探す。

これらの映画音楽は、音だけのCD盤でもかなり手に入れることはできる。
試聴はこちらで

キリ番

自動車帰宅して、車のメーターを見たら、なんと・・・・
80000km.jpg

ジャスト! 80000kmでした。

それだけ。笑顔
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