鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

2009年02月

新旧共演

dutidusa_m.jpgアンリ・デュティーユと、パスカル・デュサパンの弦楽四重奏作品が一緒に入っているCDを聴いた。デュティーユは20世紀の作曲家の中でも、伝統的な語法と現代的語法とをバランス良く使いこなしている作曲家という意味で、大好きな作曲家の一人だ。
若いデュサパンの作品は今回初めて聴いたが、なかなか鋭い感性を持った優れた作曲家という印象を持った。初期の作品からは、A.ベルク「抒情組曲」を連想する。デュティーユの作品から受ける「古典的」という印象は、デュサパンの作品からはあまり感じなかった。
弦楽器奏者の高い演奏能力を必要としそうな曲だ。楽譜がないので解らないが、おそらく微分音も使っているように思われる。優れた演奏団体であるアルデッティ四重奏団が、下手で音を外しているとは考えにくいから。
しかし、微分音の作品を聴いていつも思うのは、その「微分音」は「平均率」を基準にしてのものなの?という点だ。「なぜ???」私にはよくわからない。

このCDを売っているところはたとえばここ

沈黙のセレナード

hollywoodsong_m.jpg音符コルンゴルトの「ハリウッド・ソングブック」というCDを手に入れた。この中に入っている「沈黙のセレナード」からの抜粋が目当てだ。
「沈黙のセレナード(Die Stunmme Serenade)」Op.36は、コルンゴルトの唯一のミュージカル作品だ。
戦火のヨーロッパを逃れ、ハリウッドで映画音楽を作りながら10年を過ごしたあと、第2次世界大戦が終わって、コルンゴルトもハリウッド生活に終止符を打って懐かしいウイーンへ帰り、クラシックの作曲家としての人生を再開したいと念願していた。そして、映画会社との契約の更新を断り、現在彼の一番の有名曲となった「バイオリン協奏曲Op.35」や弦楽のための「交響的セレナードOp.39」等を作曲した。この「沈黙のセレナード」を作曲したのもその頃だ。それまで5曲のオペラを作曲していたコルンゴルトがミュージカルを作曲したのは、時代が「オペラの時代」から「ミュージカルの時代」へと変りつつあるのを感じていたからなのかもしれない。「もう一度、自分が一番したかった本来の作曲の仕事をしよう」と思っていたコルンゴルトの、渾身の作品であると推測される。しかし、ウイーンでの初演は、何の反響もえられず失敗に終わってしまった。「交響的セレナード」の初演も惨憺たるものだった。戦後間もないウイーンには、もはやコルンゴルトの音楽を受け入れる余裕はなくなっていた。失意のコルンゴルトは、ウイーンへ帰って生活することを諦めハリウッドに戻り余生を送る。そしていつしか「忘れられた作曲家」になってしまっていたのだ。
沈黙のセレナードの全曲入りCDは発売されていない。そこで、6曲入りの抜粋レコードでも仕方がない、と購入したのがこのCD。6曲中の2曲は前に買ったP.J.ベーカーのCDに入っているものと同じ歌だった。演奏には多少不満が残るのだが、今回のCDの良い点は、収録されている歌の歌詞が全曲ついていることだ。少しでも意味が分かった方がよろしい。

中でも特に鶴ちゃんが気に入った「ブリスの歌」の、別のCDの演奏の方が気に入っている・・・その試聴はこちらでどうぞ

それにしても、このミュージカル、なんとか全曲を聴きたいものだ。3月にスイスで行われる公演を聴きに行ければ良いのだが・・・コルンゴルトの追っかけも海を越えるとなると、ちょっと常識の範囲を超えている???

地域貢献

音符地元の公民館で開催されるコンサートに出演する。090215m.jpg
音符昨年10月に自分たちで開いたコンサートが好評で、公民館から依頼されて、今回の公演となった。企画/編曲/司会/ピアノ連弾で活躍する鶴ちゃんである。あと4日はこれにかかりっきりだなあ、頑張ろう!
お近くの方はよろしかったらお出かけ下さい。

鶴ケ島市北公民館の地図はコチラ

新CD

ewkvc1m.jpgewkvc2m.jpg
コルンゴルトのバイオリン協奏曲のCDを最近新たに2枚入手した。
一つはシュナイダー(Vn.)ゲルギエフ(Cond.)ウイーンフィル(Orch.)という豪華な顔ぶれ。
もう1枚はチェコのCDで、Novotny(Vn.)Turnovsky(Cond.)BrnoPhillharmonicOechestra
という、あまり知られていない顔ぶれだ。

シュナイダー(NikolajZnaider)の盤の方はこの2月に発売されたもの、しかし録音は2007年らしい。指揮とオーケストラが世界一流、独奏バイオリンは期待の若手、ということで大いに期待して聞いたのだが、期待しすぎていたせいか「・・・こんなもの?」というやや期待はずれな印象を受けた。良く聴いてみないと本当の評価は出来ないかもしれないが・・・ちょっと不満。

ノボトニーの盤はコンサートのライブ録音ということで、少々荒い印象もなくはないが情感にあふれる演奏という印象で、どちらかといえばコチラが気に入った。このバイオリニストの弾くコルンゴルトのバイオリンソナタももっているが、技巧に任せて弾きまくる印象はほとんどなく、情感あふれる演奏だった。パワーの落ちて来た鶴ちゃんにはパワーで押してくるような演奏よりも、優しく語りかけてくるような演奏が、合っているらしい。
指揮者も知らない名前だが、ツルノフスキーと読むのなら・・・気に入ってやらないでもない。
そしてなにより、オーケストラがブルノ・フィルというのが佳い。ブルノはコルンゴルトが生まれた街だからね。
このCDの感想を書いているブログを見つけました
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2009-02-18-1
そして、この指揮者を紹介しているページも・・・
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2009-01-28

6回目?

1072869237_192m.jpgこれで6回目になるのだろうか?卒業(予定)生の演奏会の日が近づいてきた。毎年この演奏会が終わると本当に、一区切りがついたという感じになる。(卒業式よりも)

日時:2月8日(日) 午後3時開演
会場:コピスみよし(三芳町役場)
   (東武東上線鶴瀬駅から直通バスあり)

入場料:無料

バンド演奏やオーケストラ演奏など、内容は多彩???
ともかく、大いに期待しています。
4年間の学習の成果をこの日にぶつけるべく、学生たちも懸命の準備をしている。(はず)
皆様よろしかったらぜひ聴きに来てやってください。
駅から遠いのが玉に瑕ですが、とても良いホールです。

会場)コピスみよしのホームページはこちら
地図はこちらバス時刻表有り)

演奏会チラシの拡大
裏面はこちら
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