「コルンゴルトとその時代」という本を入手した。私が始めてコルンゴルトの存在を知ったのは12年前くらいのこと。「20世紀前半に前衛音楽の流れに乗らず、古いといわれながらも上質の音楽を書いた人」とのことだった。そのとき聴いたのは「バイオリン協奏曲」で、確かにロマン主義的な感じで「新しい」という印象ではないものの、なかなか良い音楽だなとの感想を持った。その後しばらく接する機会も少なかったのだが、最近になってコルンゴルトの作った映画音楽というのを聴いて、その「音楽の上質さ」が並大抵のものではないと感じた。いろいろと調べて、バイオリン協奏曲以外のCDも何枚か入手した。何よりも、コルンゴルトが音楽を担当した「映画」というものを見てみたくて、可能な限り探し出して、3本ほど見つけた。どれもこれも「音楽が」すばらしかった、映画も楽しめたけれども・・・。完全にコルンゴルトファンになってしまった鶴ちゃんでした。いろいろな人にコルンゴルトのすばらしさを語っているうちに、「本が出てますね」と紹介されて、この本に巡り合った。この本を紹介しているHPです。読むのはこれからだが、ここのブログでもコルンゴルトの音楽を紹介してゆきたいと思っている。
トラックバック一覧
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1. 「コルンゴルトとその時代」読了
- [鶴ちゃんの気まぐれ日記]
- 2005年09月30日 23:32
- 宇宙の本を4冊も読むうちに後回しになっていた、「コルンゴルトとその時代』をやっと読み終えた。2つの世界大戦の時代に生き、ウイーン生活とアメリカ亡命生活を生き、12音技法などの生まれた時代に、父親の影響で、前衛音楽に走らず洗練された高品位な音楽を作り続け...
コメント一覧 (2)
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- 2005年08月01日 19:05
- コルンゴルトのビデオ観ました。
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ちょっと前の記事で恐縮ですが「コルンゴルト」は私も大好きなもので。。。
当時は神童としてモーツァルトの再来、と騒がれたようですね。
留学中にオペラ「ヴィオランタ」のコンサート形式演奏会でチェレスタを弾き、すっかりファンになりました。
とはいえ、他にはオペラ「死の都市(街だったかしら?)」のアリアくらいしか実際には知らないので、またお勧め教えてくださいね。