korngolt.jpg「コルンゴルトとその時代」という本を入手した。私が始めてコルンゴルトの存在を知ったのは12年前くらいのこと。「20世紀前半に前衛音楽の流れに乗らず、古いといわれながらも上質の音楽を書いた人」とのことだった。そのとき聴いたのは「バイオリン協奏曲」で、確かにロマン主義的な感じで「新しい」という印象ではないものの、なかなか良い音楽だなとの感想を持った。その後しばらく接する機会も少なかったのだが、最近になってコルンゴルトの作った映画音楽というのを聴いて、その「音楽の上質さ」が並大抵のものではないと感じた。いろいろと調べて、バイオリン協奏曲以外のCDも何枚か入手した。何よりも、コルンゴルトが音楽を担当した「映画」というものを見てみたくて、可能な限り探し出して、3本ほど見つけた。どれもこれも「音楽が」すばらしかった、映画も楽しめたけれども・・・。完全にコルンゴルトファンになってしまった鶴ちゃんでした。いろいろな人にコルンゴルトのすばらしさを語っているうちに、「本が出てますね」と紹介されて、この本に巡り合った。この本を紹介しているHPです。読むのはこれからだが、ここのブログでもコルンゴルトの音楽を紹介してゆきたいと思っている。