ブラジルの作曲家ヴィラ・ロボス作曲の「ピアノ協奏曲第2番」というのを聴いた。FM放送を留守録してあったものだ。聴いた瞬間ブラジルの広く豊かな大地が目に浮かんでくるような気分になった。しかし、鶴ちゃんはブラジルになんか行ったことは無い。ブラジル映画を見たことは有る。ドキュメンタリー番組で紹介されているブラジルを見たことも有る。鶴ちゃんにとっては、ブラジルはまだイメージの世界でしかない。ところで、ヴィラロボスを聴いたらブラジルのイメージが浮かんだというのはそもそもどういうことだろうか?「この曲はブラジルの作曲家の曲だから」という先入観が働いてイメージが浮かんだのだろうという考え方も確かに成り立つ。しかし、音楽そのものが「ブラジルの香り」をたたえているということも有るのではないだろうか。響きそのものがベートーベンやショパンの音楽とは違う、その違いは論理的に分析すればいろいろ説明することは出来るのだろうけれど、全てを説明しきることも出来ないだろう。理屈では説明できない、音楽が持っている「味」や「香り」というものを感じて、「いわゆるヨーロッパの音楽とは違う」と感じた感覚が私の脳の中からかつて見たブラジルの映像を呼び起こしたのだろうか・・・・?
コメント一覧 (4)
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- 2006年02月15日 04:06
- 綾香さんこんにちは。
Villa Lobosさんは筆の早い人というか多作家と言うか、曲をかなり沢山書いた人で、その中には「人気曲」になっているものもいくつか有ります。が「密度の濃い曲」はそんなには無いかも知れません。気楽に聴いてやって下さい。一番有名曲はおそらく、ソプラノとチェロ8重奏のための「ブラジル風バッハ第5番」の「アリア」でしょう。ポピュラリティーの有るメランコリックな曲です。(必聴)
鶴ちゃんは「ブラジル風バッハ第2番」が好きです。この曲はオーケストラ編成です。第四曲は「汽車」をイメージした曲で、可愛らしいです。
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- 2006年02月16日 09:24
- こんにちは!初コメントです。
小学生の時にチェロをやっていたのですが、何気に某TV「NON TITLEな音楽会」でヴィラロボスの「ブラジル風バッハ」を聴いて衝撃を受けた事があります。もちろん、当時は曲名すら知らず、最近になってたまたま聴いた時に、あの時の思い出が蘇りました。…自分の話題で失礼いたしました
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- 2006年02月16日 14:03
- yoyohehrnさん、こんにちは
ヴィラロボスでは、ホルンの曲ってあまり思いつかないですね。
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ブラジルの匂い。
ヴィラ・ロボスの郷土がブラジルであるということが音の中にしみこんでいる、というような。
残念ながら、ピアコンは聴いたことがないですが、この人の作品は中々興味深いと思いました。