ムービー録画したもののなかなか観る機会が無く撮り貯めしてあったビデオから、最近、オペラを2本観た。

一つは、ヨハンシュトラウスの喜歌劇「こうもり」
音符
これはビデオを見る1週間ほど前に生の舞台で見たばかり、それは日本語による公演でストーリーもよくわかり楽しめたが、このビデオはザルツブルグ音楽祭の収録で、最近の傾向らしく演出がとても現代的だった。ダンスパーディーが若者の集まるライブハウスさながらだったりオルロフスキー公爵なんかほとんど狂人。初めてこのオペレッタを見るなら、現代的な演出よりもオーソドックスなものがよいのではないだろうか?。好みの分かれるところ。

今日観たのはザルツブルグ音楽祭から、ヴェルディの歌劇「椿姫」音符
traviata_m.jpg鶴ちゃんは声楽曲には疎く、オペラもこれまであまり観ていない。この椿姫も全曲通して観るのは初めて。これもやはり演出はかなり現代的だった。
譜面第3幕のビオレッタの病床のアリアを聴きながら、昔中学でお世話になった先生を卒業後病床にお見舞いしたことを思い出した。若くてきれいではつらつとしていたT先生が、すっかり病に疲れ果て笑顔も力なかった。先生は結婚することもなく若くして逝ってしまった。
譜面アルフレッドの父親のアリアを聴いていると、息子の結婚に反対したことのある鶴ちゃんとしては他人事ではない。・・・・・人気のあるオペラというものはそれなりにさまざまな人生の真実を表現しているものなのだろうか。しかしこの歳になったからこう感ずるのだけれども、若いころににこのオペラを観たら楽しめたかどうか判らない。
譜面ラストシーンでは主人公が「私は生まれ変わる」と言って死に絶えるのだが・・・「生まれ変わる」というのは仏教の専売特許じゃなかったのか?西欧キリスト教社会では「生まれ変わる」と言う考え方は一般的ではないように思っていたのだが・・・?

まだ撮り貯めてあるオペラがいくつもある。・・・それらもそのうち。