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コルンゴルトのバイオリン協奏曲のCDを最近新たに2枚入手した。
一つはシュナイダー(Vn.)ゲルギエフ(Cond.)ウイーンフィル(Orch.)という豪華な顔ぶれ。
もう1枚はチェコのCDで、Novotny(Vn.)Turnovsky(Cond.)BrnoPhillharmonicOechestra
という、あまり知られていない顔ぶれだ。

シュナイダー(NikolajZnaider)の盤の方はこの2月に発売されたもの、しかし録音は2007年らしい。指揮とオーケストラが世界一流、独奏バイオリンは期待の若手、ということで大いに期待して聞いたのだが、期待しすぎていたせいか「・・・こんなもの?」というやや期待はずれな印象を受けた。良く聴いてみないと本当の評価は出来ないかもしれないが・・・ちょっと不満。

ノボトニーの盤はコンサートのライブ録音ということで、少々荒い印象もなくはないが情感にあふれる演奏という印象で、どちらかといえばコチラが気に入った。このバイオリニストの弾くコルンゴルトのバイオリンソナタももっているが、技巧に任せて弾きまくる印象はほとんどなく、情感あふれる演奏だった。パワーの落ちて来た鶴ちゃんにはパワーで押してくるような演奏よりも、優しく語りかけてくるような演奏が、合っているらしい。
指揮者も知らない名前だが、ツルノフスキーと読むのなら・・・気に入ってやらないでもない。
そしてなにより、オーケストラがブルノ・フィルというのが佳い。ブルノはコルンゴルトが生まれた街だからね。
このCDの感想を書いているブログを見つけました
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2009-02-18-1
そして、この指揮者を紹介しているページも・・・
http://orch.blog.so-net.ne.jp/2009-01-28