鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

日々の日記

10回目の地元コンサート

第10回ハートフルコンサートが4月22日に無事に終了しました。今回のゲストは、12年前に知り合った埼玉で活躍するオペラ歌手の旭潔さんと、尚美大学出身の将来有望なトロンボーン奏者吉田美月さんでした。バリトン歌手とトロンボーンという、音域的には若干「かぶる」2人なので、選曲の段階からいろいろと苦労は有りましたが、両者の持ち味を生かすべく編曲にも工夫を凝らし、何とか好評のうちに終了することが出来ました。アンケートの中に「構成が良かった」「編曲が良かった」という意見も散見され、分かってくれる人もいたのだなと、それなりに達成感を感じることが出来ました。
2018Heart_03
今回を一区切りとして、このシリーズは一応休止としたいと思っています。だって、準備がめちゃくちゃ大変なんだもの。もう少し別の形で音楽に頑張りたい。・・・作曲にね。一人で・・・

演奏の一部
「カリンカ」https://www.youtube.com/watch?v=lQFrGfEtmC8&t=24s
「ソーラン節」https://www.youtube.com/watch?v=j8e_jeBxql4&t=13s

目覚めの音楽

今朝はどういうわけか、昔のグループサウンズの曲を頭の中で反芻しながら目が醒めた。「♪年上の人、美しすぎるウ~」という沢田研二の歌うフレーズが浮かぶが、曲名が出てこない。記憶もあいまいで途中から別の曲へと混線していってしまう。「♪どんなに~遠く~離れて~いても~僕は~おまえの~心が欲しい(ここで転調)」とか「♪きっとあなたは、赤いバラの、花の香りが、苦しくて~~(ここで転調)」とか、あげくの果てはビートルズの「抱きしめたい」や、ユーミンの「ルージュの伝言」も、混線に加わってくる・・・


ポールマッカートニーは、ある朝頭の中で明瞭に鳴り響いているメロディーとともに目覚めた。「誰の曲だっけ??」と考えたが、どうやら既成の曲ではなさそうだったので、朝出来た曲ということで「スクランブルエッグ」という自分たちの曲として発表したのだそうだ。(のちに「イエスタデイ」と曲名変更)


思えば3年前私が(いまカバー写真に使っている)チェロの曲を作曲したときも、ある朝目覚めのまどろみの中でメロディーが鳴り響いていて、起き上がったときには16小節ほど出来ていた。その主旋律を活かしてチェロ曲を完成させたのだが、今思えば、夢の中で天から舞い降りてきたようなメロディーだった。

画像に含まれている可能性があるもの:飲み物、食べ物

震災7年目

本日、東日本大震災から七年目を迎えた。被災された方々の復興はいかがだろうか?何も出来ないが心で心配している。先週の日曜日福島県いわき市で開かれた「福光コンサート」にプロジェクトメンバーとして参加してきた。いわき市に向かう途上国、茨城県北部の国道六号線から海の方を見ると、防潮提で海の見えない所が多かった。

 
茨城県も津波の被害はあったのだな、と理解はするものの、この様な防潮提を広範囲に建設することが、最良の解決策なのかどうか、疑問を感じている。
原発事故被災地の多くで避難指示が解除された、このことにも疑問を感じている。避難指示解除が、支援打ちきり賠償打ちきり、の意味に思えて来てならない。国は本当に被災者に寄り添っているのだろうか?むしろ、土木工事を請け負う大手ゼネコンに寄り添っているのではないか?と思えてならない。こんな私は国政を誤った色眼鏡で見ているのだろうか?それとも正視眼?

福光コンサート

今年も「福光コンサート」が開催される。私も微力ながら編曲などで参加している。原発事故被災地域について、私は、複雑な思いを拭い去ることができない。
2018_Fukukou
 およそ一ヶ月後には東日本大震災から7年目の日を迎える。すぐに復興に取り組めたところではかなり復興が進んでいる様子も見受けられるが、すぐに復興に取り組むことが出来なかった原発事故被災の地域では、まだまだ復興に時間がかかることだろう。原発事故から何かを学んだのかどうか?我が国の政府は脱原発の方向には進まず、原発の再稼動を行っている。首相曰く「世界でもっとも厳しい安全基準をパスしたところに限り再稼動している」そうだ。再稼動の判断に世界でもっとも厳しい基準を使うのならば、住民の被爆回避についても世界でもっとも厳しい基準で判断して欲しいものだが、現実はそうではない。ウクライナでは現在、年間5ミリシーベルトを超える地域は強制移住の対象になるとのことだが、福島では年間20ミリシーベルト以下なら帰還区域になっている。
本来、年間1ミリシーベルトを超える区域は放射線管理区域として、一般人は原則立ち入り禁止であるべき区域だった。しかし、あの震災直後にその基準を当てはめようとすれば、首都圏のかなりの場所までも避難すべき区域となり、とてもじゃないがやってゆけない。そこで、国は様々なデータを調べて見直しを行い、国際基準の中でももっとも国家にとって都合の良い基準を採用し、年間20ミリシーベルトまでを一般人の住める地域と、暫定的に決めたのだ。将来的には年間1ミリシーベルトに基準を引き下げるという努力目標(口先だけ?)を付記して。しかし、年間20ミリシーベルトとは緩めすぎだろうと私は思う。せめて年間5ミリシーベルまでにして欲しい。それだと、50年居住して累積被爆量が250ミリシーベルトとなり、原発関連勤務者の一生涯に被爆しても良い被爆限度量程度になる。これが年間20ミリシーベルトなら、その生涯被爆限度量を4倍も超えてしまうのだ。・・・政府は、様々な方法でこれらの放射能の恐ろしさを誤魔化し、心配するには当たらないかのような報道を続けている。しかし、私は安全神話を信用しない。あと15〜20年後には、放射能が原因と推測可能な様々な健康被害がもっと出てくるかもしれないが、その時も政府は原発事故との関連を否定し、賠償もしようとはしないことが心配される。
しかし、今、避難指示解除区域に帰還する住民の多くは、政府の言い分を信じ、余計なことは心配しないようにして、帰還してゆくようだ。・・・・当事者でもない私がいくら心配しても、あまり意味のないことなのかなあ・・・・・・・・・・・・・・・・

3度は快い

Facebookのある記事で、ショパンの「革命のエチュード」の主旋律に入る前の前奏部分の最後8小節目の4拍目が、f-es-f-es で、次の C 音に進んでいることが 、音楽理論上esがドミナントの音ではないということで、話題に取り上げられていたので、私もコメントを書いたのだが、書いていて思い出した書物があるので、ちょっとここに書き出しておこうかと思う。内容は「短3度の音程はなぜ心地よいのか」という趣旨で書かれているもの。(以下抜粋)

ピーター・フォン=デル=マーヴェ著、中村とうよう訳「ポピュラー音楽の基礎理論」より
「3度の階段」(P.142)
音楽の大きな謎のひとつが、誰もが不思議と快く感じてしまう短3度の魅力にある。オクターヴ、4度、5度など響きの単純な音程が音楽を組み立てる重要な柱になっているのは、よくわかる。しかし、短3度のように納まりが悪くて響きの面でもまさに不協和な音程が、人間の声にあれほどなじむのは、なぜだろう。安定した雰囲気を醸し出すのは、なぜだろう。答えはわからないが、それが事実であることは間違いない。下降する短3度だけで成り立っている古いチャントは、カトリック教会の典礼から小学校の運動場まであちこちに登場するが(譜例9)・・・(中略)・・・2音構造と言っても普通は構造外の音のひとつ二つが仕上げを飾るために加わることが多い。これこそが、トニックとそれに向かってピッチの下がった”ブルーな3度”だけから成る、ブルース旋法のまったく丸裸な形式だ。さらにこれはメロディーの不協和の、可能な限り最も単純な実例でもある。トニックは協和音、3度は不協和音であり、ドミナントセヴンスが主和音に解決するのと同じように、3度はトニックに解決する。
これを「ドロッピング」形式の二音旋法と呼んではどうだろう。上の音がトニックなら「ハンギング」形式になる。(中略)この旋法のドロッピング3度とハンギング3度組み合わせると、短3度二つもしくは中立3度二つからなる三音旋法になる。(記者注:「中立3度」とは、長3度と短3度との中間くらいの音程を持つ3度で、黒人のワークソングなどに見られるとのこと)
PopsKiso058
この、「中立3度」については、私もシンセサイザーを使って実験的に作ってみた音源があったのだが、物理的に中立の音程を作っても、私の耳にはどうしても、「中立」ではなく、短3度や長3度に聴こえてしまったという体験がある。平均律な12音の音律に慣らされすぎている!、自分であることが確認できた。

「和声講座」案内

【和声講座】案内 なるものを作ってみました。

Turu_master4

やはり,こういったことは告知をしなければ人々に知られないですからね。需要に供給を結びつける為に・・・

ウィーン〜プラハ旅行記(2)

【第3日】
この日は始めに、ベルベデーレ宮殿に行きました。クリムトの「接吻」という名画が有るので有名です。
内部の撮影はかなり自由でした。
ImVerbedele

旧市街に戻って、ケルントナー通りをぶらぶらして、裏通りのブリュットナーピアノ店に立ち寄って、ピアノを10分くらい弾かせていただきました。
BluttnerPiano
その後、市立公園の中のレストランで食事。ウィーン音楽大学へ向かいました。ネットで調べて、この晩学生による無料コンサートが有ると知っていたからです。・・・ところが、コンサートは延期に成っていました。残念!・・たまたま居合わせていた日本人留学生と写真。
ViennaStudenten
留学生に教えていただいたウィーン楽友教会でのピアノコンクール本選会とやらにも入場が出来ず、さらにがっかり残念!!

【第4日】
タクシーでウィーン中央駅まで行き、特急列車でプラハに向かいました。
プラハでは,駅からホテルまで徒歩10分程度とのことなのでタクシーを使わず歩きました。しかし,アスファルト舗装ではない石畳の道なので、スーツケースのガタゴト音が大変でした。
市内に出て、昼食。ウィーンとはまたひと味違う、美しい旧市街です。ハヴェル広場の市場でちょっとしたお土産を購入。
旧市街広場

旧市街広場の時計塔を観たり,ブルタヴァ川河畔へ行ったりしてのんびり過ごしたあと、地下鉄を乗り継いで,ドヴォルジャク博物館のサロンコンサートへ。
DvorakMuse
DvorakMuseum
演奏はドボルジャク作品のみによる構成でしたが、歌もピアノもバイオリンも大変素晴らしいものでした。


ウィーン〜プラハ旅行記(1)

去る6月6日〜12日に、家内と友人夫婦との4名でウィーンとプラハに旅行してきました。旅行社の企画によるパッケージツァーではなく、個人旅行・自由旅行でした。自分たちの観たいところだけ観る,というのが狙いでした。

【第1日】

成田空港に向かう圏央道の途中で車が故障し、レッカー車の御世話に・・・自分たちはタクシーで空港に向かいました。

乗り継ぎのヘルシンキ空港で,友人夫妻と落ち合い、そこからは4人での旅行、ウィーンのついたのは日本時間では7日の午前3時頃なのですが,現地時間ではまだ6日のよる8時ころ。スーパーを探して街に出ましたが、夜8時で皆閉店していました。

【第二日】

朝食前に、ホテルの近所を少し散歩しました。マーラーの住んでいたというアパートが有りました。

楽友教会ホール

 

ブラームス像

ウィーンのトラムの2日間有効の切符を買って、パッケージツァーではコースに入ることも無い、クンストハウス・ウィーンというところを観に行きました。独特のデザインは、フンデルト・ヴァッサー氏によるもの

旧市街の中心に戻り、ローゼンベルガーで昼食をとりました。そのあと、ペーター教会のオルガン無料コンサートを聴きました。バッハのトッカータとフーガニ短調という、超有名曲を生で聴く事が出来ました。トラムに乗ってハイリゲンシュタットに向かいました。

ベートーベンが遺書を書いたという、「ハイリゲンシュタットの遺書の家」

田園交響楽の構想を練ったと言われる「小川のほとりの散歩道」を歩いて、ホイリゲで夕食。バイオリンとギターによる生演奏も聴けました。

東京五輪・パラリンピック、マスコット選考について思う

東京五輪のマスコットについて、公募で選ばれた候補作品の中から,最終的には全国の小学生の意見を集約することによって最終決定をする、という案が 発表された。なるほど、こうすればオリンピックも国民的なイベントとして、さらに全国の国民の意識の中にひろく浸透することだろう、面白いいいアイデア だ・・・と一瞬思ったが、色々考えていると心配な面も有ることに気づいた。あげく「これでは小学生が可哀想なのでは?」とまで思い始めた。なぜ か?・・・・なるべく長くならないように要約して書いてみようと思うが、それでも長くなりそう。
1.最終的な小学校単位の投票結果については、ガラス張りにすべきである。ネットで公開するなど、どの学校がどの案に投票したかが公開されるべきだ。公開 されれば、投票した小学校ではそれを確認し、自分の学校がどんな案に投票したかが、きっちりとネットに情報として載っていることを確認出来る。つまり、不 正な操作が不可能になるということだ。だからガラス張りにすべきである。もしこれをしないとどうなる か?何らかの理由で小学校単位のプライバシーに配慮し、どの学校がどの案に投票したかは解らないように、数値だけの投票結果を発表するという事になれば、 嘘の結果発表だって可能になるということだ。どこかのおエラい方の気に入った案をあたかも全国の小学生に選ばれた案として公表することだって出来る。「ガ ラス張り」でないということは,そういう恣意的な不正が行い得るということだ。そんなことになったとしたら、小学生達は単に名目として利用されただけとい う事になり、「人間の尊厳」という観点から見るとこれほど馬鹿にされた話も無い。可哀想なのである。
2、では、ガラス張りに投票結果をくまなく発表されたらどういうことになるか?運良く自分たちの学校が選んだ案が,最終決定として選ばれたなら、選んだ側 としても嬉しいし,鼻高々だろう。惜しくも自分たちの選んだ案が選にもれた学校は、ちょっとがっかりだ。ちょっとがっかりでもそれが人に知られないならば まだ良いが、「ガラス張り」で誰にもそれを知られるという事になると、投票結果が「当たり」だった学校と「ハズレ」だった学校が公表されることになる。こ の町のA小学校は「当たり校」だったがすぐ隣のB小学校は「ハズレ校」だったということになると、「ハズレ校」のこどもが「当たり校」のこどもたちにから かわれたり、馬鹿にされたりしないとも限らない。いじめの一つの材料にされかねない。オリンピックのマスコットを選ぶという権利を得たのは良かったが、選 んだ結果については子供達が責任を負わなければならない、という、悲しい一つの事例が発生してしまうかもしれないのだ。可哀想なのである。

憶測だけが元になっている話のようだが、どっちにしても子供達が可哀想なことに成り得る。こんな案は、結局のところオリンピックを盛り上げる為に子供達を利用しているだけで、ろくな案ではない・・・と今は思っている。



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第9回ハートフルコンサート

自分の住んでいる地元に音楽文化を・・との思いで続けてきた、アットホームなハートフルコンサートも9回を数えました。今回はソプラノの細谷由香さんとクラリネットの鈴木雄大君を迎えての公演で、充実した内容にお客様も満足していただけたようです。わたしは、新作こそありませんでしたが、クラリネット独奏用の編曲や、アンサンブルの編曲で影の活躍でした。
2017Heart_01m
 そのうちの一つ、アイレンベルク作曲「森の水車」はYouTUBEで
公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=5TyAVxhYt0k  
ついでにもう一曲
歌劇「こうもり」から、アデーレのアリア「侯爵様貴方のような方は」
https://www.youtube.com/watch?v=vhwD61AJUJs  
しばし充電したら、自作曲にも取り掛かりたいと思っています。
プロフィール

バンダナの鶴ちゃん

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