鶴ちゃんの気まぐれ日記

コルンゴルトをこよなく愛する作曲家、鶴ちゃんのページです

コルンゴルト

徳岡・H・スーラン バイオリン・リサイタル

7月8日夜、徳岡・H・スーラン バイオリン・リサイタルに行って来ました。多賀町ホールというこじんまりしたサロンでのコンサートでしたが、コルンゴルトの「空騒ぎ」組曲が取り上げられていたので、家内と2人で出かけて来ました。他にラヴェルやR。シュトラウスのソナタもあり、なかなか充実した内容のコンサートでした。
徳岡

コルンゴルトの夕べ

6月22日夜、「コルンゴルトの夕べ」と題した、バリトンの石崎秀和氏のリサイタルに行って来ました。
コルンゴルト(1897−1957)の没後50年の2007年頃にはコルンゴルトの曲ばかりによるコンサートも少しはありましたが、その後は、「オール・コルンゴルト・プログラム」の演奏会はほとんど見かけない状態でした。「コルンゴルト広め隊」による企画コンサートもありましたが、それは研究会的な意味あいのイベントでしたし、オペラ「死の都」公演は、コルンゴルトの曲ばかりを演奏しているという事を特色として語る意味のない演奏会です。従って、一般的なコンサートとして、オール・コルンゴルト・プログラムを組んだ、この石崎氏の「コルンゴルトの夕べ」というコンサートは、めずらしく意欲的にコルンゴルトを紹介したコンサートだったと言えます。
Korngold_Ishizaki
ほとんどの曲はすでに聴いたことのある曲でしたが、中には楽譜の出版されていない初めて聴く曲もあり、興味深い内容でした。それと、もう一つ良かったのは、オペラ公演で見かけるような「日本語字幕」を表示していたことです。私も、意味をよく理解しないまま聴いていた曲もあるので、これは有難い・・・新たな曲の再発見にもなりました。
 ピアノの小田さんも、ソロによる演奏も含めなかなか良い伴奏をしていました。

 第2次世界大戦中アメリカに亡命し映画音楽を作っていたコルンゴルトは、戦後は忘れられた作曲家となってしまい、わが国でも、(最近見直されるようになる前は)殆どの音楽家にとって「知らない人」だったようです。知人の作曲家も、この晩初めてコルンゴルトの良さを知った、と言っていました。
私も、授業で学生にコルンゴルトの魅力を説いていたりしましたが、このような演奏会の場で演奏家の方が聴衆にコルンゴルトの魅力を語ってくださる事は、大変に喜ばしいことです。
 石崎さんには、この日演奏しなかった楽曲を取り上げて「コルンゴルトの夕べ第2夜」を企画して頂けたら良いな。女声の声楽家とのジョイント・リサイタルでも良いかも。(「マリエッタの歌」のように女声向きの曲も有りますからね)期待!!

コルンゴルトのピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲

4月の27日に、CDでしか聴いた事のないKorngoldのピアノ協奏曲(左手の為の)が、生演奏で聴けるというので、交通費をかけて大阪まで聴きに行ってきました。
20180427_Korngpld
一箇所「ミスじゃないかな?」と前から気になっているところがあったのですが、この日は「ミスかな」と思うほうで演奏していました。ピアニストに会えたら、聞いてみたかったのだけれど、そのような機会はありませんでした。
KornPConMiss
所有している3枚のCDのうち2枚は、ピアノもAsで演奏しています。

同じコンサートホールで、2日後にもKorngoldのバイオリン協奏曲が演奏されることが分かっていたので、こちらも聴いてから帰りましょうと、チケットを確保しました。間の日には関西在住の同級生とミニ同窓会などをして過ごしました。
4月29日は、別の演奏団体でした。
20180429_Korngpld_1
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲と、バルトークの管弦楽の協奏曲という、私にとってご機嫌なプログラムでした。

懐かしい友人にも再会できて、有意義な旅行でした。

コルンゴルトの弦楽六重奏曲

久しぶりにコルンゴルトの作品を演奏会で聴いた。比較的若いころの作品で、弦楽六重奏曲Op.10だ。なかなか演奏される機会もなく、CDで聴くたびに「生演奏で聴きたいな」と思っていた曲だ。今日その念願がかないました。
Korngold_S6_
力強い演奏で、とても良かった。
でもこの曲、生で聴いても難しい曲でした。無調音楽でもなく、調性音楽なんですけどね、かなり転調が激しくて、ついてゆくのがやっと・・・一度スコアを見ながらゆっくり聴いてみたい曲だ。

革命前夜

2月25日、「革命前夜」という、変わったタイトルの演奏会に行ってきました。コルンゴルトのピアノ5重奏曲を聴くのが狙いでした。
Kakuåmei
会場は、成城学園の住宅街にある「サローネ・フォンタナ」というサロン風会場。
曲目は、

ワーグナー(三好駿編曲ピアノ五重奏版):楽劇「トリスタンとイゾルデ前奏曲

ドビュッシー:弦楽四重奏曲より第1楽章、第4楽章

コルンゴルト:ピアノ五重奏曲 の3曲が主なもの。

演奏者は、

ヴァイオリン:菊池武文、谷崎大起

ヴィオラ:世川すみれ

チェロ:渡邉ゆかり

ピアノ:三好駿

案内:水野蒼生


演奏家の皆さんはなかなか優秀な方が多く、見事なアンサンブルを聴かせてくれました。


このコンサートを企画したのが、若手音楽家の水野蒼生氏でした。彼はコルンゴルトを紹介したい為に同時代のシェーンベルグなどと併せて曲目を考え、「革命前夜」と名付けたとのこと。
「コルンゴルトとその時代」の著者である早崎氏も駆けつけ、終了後短時間ながらコルンゴルト談義に花を咲かせていました。
若い音楽家のなかでコルンゴルトの素晴らしさに目覚め、啓蒙活動を始める人が出てきてくれていることに、老コルンゴルトファンとして感慨深いものがあります。

久しぶりのコルンゴルト

久しぶりに、コルンゴルトのバイオリン協奏曲を聴きました。ソリストはもちろんプロのバイオリニストで、ドイツ在住の植村理葉さん。オーケストラは、プロアマ混在(?)のマーラー祝祭オーケストラ。
ソリストになんとかついてきていました。マーラーの5番はオーケストラメンバーの奮闘ぶりが印象に残りました、手の込んだオーケストレーションだなあ。
Korngold_Mahler

コルンゴルトの歌曲

長島剛子&梅本実によるDUOコンサートに行ってきました。19世紀から20世紀にかけて活躍したユダヤ人作曲家の作品ばかりを連ねたプログラムで、その中にコルンゴルトの歌曲も五曲有りました。プラグラムに登場していた五人の作曲家のうちの、ヴィルヘルム・グロースという人は初耳でしたが、他の4人、フランツ・シュレーカー、E.W.コルンゴルト、A.ツェムリンスキー、クルト・ヴァイルはすでに承知の作曲家でした。
長島剛子
ロマン派以後の響きを模索していた各作曲家の、苦心の響きが鮮明に感じられて、とても有意義なプログラムでした。コルンゴルトの曲も何度も聴いて知っていたようで、やはり新たに発見する部分も有り奥の深さを感じました。久しぶりに充実した気持で帰ってきました。私も、自分の音楽の追究に頑張ろうと想います。
長島剛子(たけこ)さんのFacebookページはこちら。
https://www.facebook.com/takeko.nagashima.3

雑感

コルンゴルトの最も有名な作品「バイオリン協奏曲」これの日本初演が、時津氏だと言う説と藤原氏だと言う説とが、ネット上にあることを発見したのは今年になってから。

私なりに調査して、「日本初演は時津氏」らしいとの結論に達し、このブログに書き、同時に時津氏にもそのことを伝えた。しかし直後に時津氏は、私(鶴原)を信用していない旨を彼のサイトで公表した。
それを知って、私もその記事は引っ込めることにした。

 何かが「有った」ことを証明するのは簡単だ。その有ったことに関する証拠を示せば事足りる。しかし、何かが「無かった」ことを証明することは難しい。あらゆる可能性を総てチェックしてつぶしてゆかねばならないからだ。T氏の前に、日本でこの曲を演奏した人が「いなかった」ことを証明することは私には不可能だ。
であるならば今回のことで、T氏が日本初演者だということが証明出来たわけでも何でも無いのだと確認して、この件については、これ以上考えないようにしよう。

コルンゴルトのバイオリン協奏曲

コルンゴルトの有名な作品「バイオリン協奏曲」について、ウィキペディアに「日本初演は藤原浜雄氏」との記述が有るのを発見したのは今年の何月頃だっただろうか?。

それまで、「日本初演は私」と名乗っている別の人物がいたので、このウィキペディアの記事の信憑性を確かめたくて、藤原氏が20年ほどコンサートマスターを 勤めていた読売日本交響楽団の関係者(私の知人)に、色々尋ねてみた。しかし最終的には、藤原氏本人に直接聞いてみないと判らないということになった。しかし読響関係の私の知人は、藤原氏の個人的な電話は知らないと言う。そこで、あちこちの資料を探し、図書館の音楽年鑑に、藤原氏の電話番号を発見し、本日、藤原氏と直接話すことが出来た。

それによると、藤原浜雄氏が日本で最初にコルンゴルトのバイオリン協奏曲を演奏したのは、1993年2 月、読売日本交響楽団+大友直人(指揮)だったとのことでした。当時、ハンブルグに本拠地のあるコルンゴルト協会に問い合わせ、日本初演のデータが無いと の回答だったので、自身が日本初演者だと思っていたとのこと。
しかし・・・・

早崎隆志氏の著書「コルンゴルトとその時代」には、日本に於けるコルンゴルトのバイオリン協奏曲の初演者は時津英 裕氏と書かれている。これに関して情報を調査したところ、1989年2月、福岡郵便貯金会館における「日本演奏連盟推薦新人演奏会」で、時津英裕氏の独奏、九州交響楽団+金洪才(指揮)で演奏された記録が残っているとのこと。(九州交響楽団事務局に確認済み)成る程、日時がそういう事ならば、時津氏の演奏のほうが藤原氏よりも早いので、藤原氏が日本初演という記述は誤りである事が確認できた。

時津氏が日本初演であるという事を確認するには、1989年二月よりも以前に日本国内でこの曲を演奏された記録が有るか無いかを調べて、「記録が無い」事を確認できたら、初演の確証が持てる。曲が作曲された1947年から1989年までの日本の総ての演奏会記録を調べる暇は私にはない。
解った事はそれだけである。

 
 

コルンゴルトの「シンフォニエッタ」

11月27日に横浜みなとみらいホールで行われた、神奈川フィル定期演奏会で、コルンゴルト作の「シンフォニエッタ」を聴いてきました。CDでは何度も聴いていましたが、生演奏で聴くのは初めてです。
滅多に演奏されることのない曲だったので、初めて聴く人がほとんどだったのではないでしょうか?演奏する方も初めてだったことでしょう。気のせいか、演奏するメンバーが、楽しそうに幸せそうに演奏しているように感じられました。それとも、コルンゴルトの作品自体に「幸せオーラ」があるのかな?
15〜6歳のことの作品とは思えない、天才の快作!心ゆくまで堪能させていただきました。もう一曲のプログラムも、私の好きなブラームスのピアノ協奏曲第二番、こちらは少しだけ眠りました。11月30日にもミューザ川崎で同じ曲が演奏されるようですが、遠いのでその日はパス。
神奈川フィル
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